修羅の門 第弐門 完結
いつからか本屋で見かけても表紙が前と同じに見えるせいで最新刊がわからなくなり、10巻あたりから読んでなかったのだけど
最近出た修羅の刻は間違いなく最新なので購入、から既刊情報で第弐門が完結していることを知り最終巻までまとめ買い。
第壱門?(便宜上こう呼ぼう)だけではケンシンマエダとの戦いとか四神の残りとか気になる点がいくつかあったが
第弐門でのそれぞれの戦いも、第壱門で気になった話も描いてあったし読んでよかったとは思う。
以下感想、ネタバレあるので注意。
まあネタバレも何も最初から「陸奥圓明流千年の歴史に敗北の二字は無い」の漫画なのだけど
■序盤
相手があまり強くないわ九十九の様子がおかしい理由もわからないわ
おかしい戦い方するわであんま盛り上がるような部分が無かった。
ケンシンマエダと戦った後の話と思われるが何があったかわからない
ただどこか九十九の様子がおかしいってとこからおそらくケンシンマエダと戦って何かあったんだろうという
だがやはり陸奥に負けていてほしく無いのでもやもや。
毅波とかいう忘れかけた懐かしキャラだったり飛田、陣雷なんかのおなじみ懐かしキャラ
それと謎のキャラ山田(圓明流関係者らしいのはわかる)くらいがみどころか。
■後半のトーナメント
あとがきに書いてて笑ったけど物語の都合上一部展開がわかってしまうがそこはまあしかたない
実際陣雷の株が下がったかといえばそうではないし。
九十九 vs 現代格闘技に関してはわかりやすく読めた。
そこからの姜子牙戦
ケンシンマエダ戦の結末、九十九がおかしかった理由がわかったところで
「陸奥圓明流千年の歴史に敗北の二字は無い」
そもそもこの言葉が大前提の漫画。
このセリフでマエダに勝ったことも元の陸奥九十九に戻ったことも全部わかるという。
ここ最高に盛り上がった。
■海堂
あっさり終わったけど徹心的に一撃必殺なことも言ってたしこんな感じになるか、と。
バーリトゥードの時もそうだったけど圓明流が丸裸になったうえでどう勝つか、なぜ勝つかの感じ
初期の頃の謎の技が色々出てきて陸奥圓明流の話だったけど
最終的に陸奥九十九の話だったなぁ。
これでひとまず終わりか、伝説は終わらないと書いてるのでまた第参門があるかわかりませんが
良い陸奥圓明流と陸奥九十九の漫画でした。